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アンティークジュエリーピクウェブローチ【薔薇・すみれ】（ソーティングメモ付）

¥29,800税込

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アンティーク、ヴィクトリアンのピクウェです。ドーム状のべっ甲に、ゴールドとシルバーが細やかに象嵌された煌びやかなブローチ。
デザイン・Cクラスプとロングピン等の構造から、1860～1880年代頃の作品と推察いたします。

薔薇とすみれでしょうか。周囲はチェーン状の緻密な装飾が施されています。

ルーペで確認すると、留め具の部分に接着の僅かなはみ出しが有ります。べっ甲に擦れや引っ掻き傷等有ります。

金銀の象嵌の状態は、薄れたり剥がれたりしている所が有ります。蔓を表現した部分に削れが有りますが、実際手にしてみるとそれほど気になりません（写真ではクローズアップして撮っています）。装着し、肉眼で見る分には十分に美しいです。

全体的には、コンディションのよい、金銀の象嵌のしっとりとした煌めきが美しいピクウェです。

針に緩みが有りますが、Cクラスプにおさまります（出し入れする時、ややきつめです）。ロングピンのため、装着時は針先にご注意下さい。

陽に透かすとしっかりとマーブルが浮き上がり、天然素材の味わいを楽しむことができます。
小さ目サイズで、さり気なく様々に着けやすい、使い勝手のよいピクウェです。

■ピクウェ
べっ甲に金銀や真珠母貝などを象嵌したもの。日本の蒔絵に影響を受けたといわれる技法。もとは家具などの装飾でしたが、ヴィクトリアンの頃にはジュエリーとして愛好されました。その詳しい製法は途絶えてしまったため、幻のジュエリーといわれています。

■ピクウェに象嵌されているもの

*薔薇
「愛」や「美」「情熱」等。
*すみれ
「謙虚」「誠実」「ひそかな愛」等。

愛の象徴である「薔薇」と、誠実や謙虚さを意味する「すみれ」。
ヴィクトリア朝時代、人々は言葉にできない想いを花に託しました。この「薔薇とすみれ」の組み合わせは、まさに「誠実な愛」を誓う、当時のセンチメンタル・ジュエリーの真髄とも言えるデザインです。

ヴィクトリア女王自身もすみれを非常に好んでいたため、この時代、「すみれ」をモチーフにしたジュエリーが流行しました。

小さなピクウェに、とてもロマンチックなメッセージが込められています。

*安心してお買い物していただくために*
当店では、天然石のジュエリーは、国内到着後に手元で検品確認後、鑑別機関へ出しWチェックをし、ソーティングメモをお付けしています。

✽写真のボックスや小道具は含まれません。経年によるくすみや変色も味わいと感じられる方に。当方で、風合いを損なわない程度にメンテナンスをしております。

✽商品説明の下に動画をアップしておりますので、ご覧下さい。
※PayIDアプリからは見る事が出来ません。下記URLのWEBオンラインショップからご覧頂けましたらと思います。どうぞよろしくお願い致します。
https://www.bluetteantique.com/items/129160543

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■年代:1860年～1880年代頃
■素材:べっ甲（褐色）
　　　ゴールド（象嵌）
　　　シルバー（象嵌）
■サイズ:直径約23.5mm
■重量:3.1g
■ジュエリーケース:ペーパーBOX
■付属:ソーティングメモ
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【特記事項】
・納品書は通常同封しておりません。ご入用の場合は、ご注文時に「備考欄」へその旨ご記入ください。
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