イギリスより、アンティーク、天然アメシストのダブルハート＆リボンのバーブローチです。台は9金、背面に「9CT」の刻印が有ります。また、お花の刻印も有り可愛らしいです。

天然のアメシストはクールな色味のパープル、ハート型にカットされており、寄り添うように2つ並んでいます。
ルーペで確認すると、アメシストの表・裏面に、インクルージョンやごく小さな傷・縁に欠け等は有りますが、肉眼ではあまり気になりません。

取り巻きはアンティークならではのハーフカットされたシードパール。当時貴重であった天然のパールを丁寧に一つひとつ爪留めしています。
それぞれに個性が有り、いびつなものも有ります。また、リボンの結び目の一つが樹脂パールです（最後の写真をご確認下さい）。後で付けた感じではないので、もともとセッティングされていたものと思われます。肉眼でみて違和感の有るものでは有りません（少し艶やかです）。

針は全開しないタイプでメタル、緩みはなく長め、少し曲がりがあります。Cクラスプで気持ちよくきちんと留まります。

アンティークのハート型のアメシスト。ロマンチックなダブルハートのブローチ。甘いデザインですが、小さ目でクールなカラーのアメシストなので、バランスよく大人の女性にもおすすめです。

このようなデザインは高騰しており、なかなか手に入らなくなってきました。つくりの細やかな、小さな宝物といったバーブローチです。

■アメシスト
ギリシャ神話に登場する、月の女神アルテミスに仕える少女の名前。
酒神バッカスの戯れから救うため、月の女神は少女を透明な石にかえました。
酔いが醒めたバッカスは、過ちを悔い、石に変わった少女に大事な葡萄酒を注ぎました。
するとたちまち透明な石は、紫色に色づいたと言われています。
アメシストは心の平穏をもたらし、苦痛や心配事、怒りなどを緩和、災いから身を守ってくれる霊的な石といわれています。古くから宗教者も好んで身につけました。
２月の誕生石。お守り代わりにもなる、アンティークジュエリーです。

■リボン結び（蝶結び）
「絆を結ぶ」愛の証として、古くから愛されてきたモチーフ。

■ダブルハート
ヴィクトリア朝では、「深い愛情」をあらわすものとして、このような寄り添う二つのハートのデザインが大流行しました。ハートの上にはリボン。より絆の深さを感じるバーブローチです。

ブローチと鑑別機関のソーティングメモのみ。ボックスや小道具は含まれません。
経年によるくすみや変色も味わいと感じられる方に。
当方で、風合いを損なわない程度にメンテナンスをしております。

✽商品説明の下に動画をアップしておりますので、ご覧下さい。
※PayIDアプリからは見る事が出来ません。WEBのオンラインショップからご覧頂けましたらと思います。どうぞよろしくお願い致します。

【2023.04.30追記】
リボン部とハート部のサイズを掲載致しました。

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■年代:1890年代頃
■素材:9ctゴールド
　　　 天然アメシスト（紫水晶）（紫色、3.6g）
　　　 真珠（パール）、合成樹脂
■サイズ:約縦16.1mm×横42.6mm
　　　　 リボン部：約縦5.0mm×横18.0mm
　　　　 ハート部：約縦11.0mm×横20.1mm（取り巻きの真珠含む、ハートは2つ分）
■重量:3.6g

【刻印】
■9CT
■お花のマーク
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