ヴィンテージ、有田焼、俊兼（トシカネジュエリー）のイヤリングです。ブルーグリーンや紫の小花が集合する、紫陽花のようなお花がかたどられています。

留め具はスクリューバック、シルバーカラーのメタル。陶器部分はとても綺麗な状態です。裏面陶器部分に「俊兼」と「JAPAN」の刻印有（留め具に隠れてしまっています）。留め具は接着で留められており、接着剤のはみだし部分が確認できます。留め具に黒ずみ等、陶器部分裏に色むら等有りますが、しっかりと留まります。

小花の一つひとつが丁寧に彩色され、所々金彩が施されています。華やかではありますが、日本人にもしっくりと似合うイヤリングです。和装のみならず、是非、普段のスタイルに取り入れていただきたいジュエリーです。

■トシカネジュエリーとは
昭和6年、有田焼の小島俊一氏と南金蔵氏がはじめたブランド。最初は焼き物の帯留めをつくっていましたが、やがて輸出用のジュエリーを製作するように。オリエンタルで精巧なつくりが欧米人に愛され人気を博しましたが、時代の変化とともに次第に姿を消してゆきます。製作方法は企業秘密だったため、今では「幻のジュエリー」として、現存するもののみに。国内外に愛好するコレクターが多くいる、ポーセリンジュエリーです。

イヤリングのみ。ボックスや小道具は含まれません。
経年によるくすみや変色も味わいと感じられる方に。
当方で、風合いを損なわない程度にメンテナンスをしております。

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■年代:昭和中期頃（詳細不詳）
■素材:メタル
　　　 有田焼
■サイズ:直径約19.4mm（片耳）
■重量:3.0g（片耳）

【刻印】
■俊兼
■JAPAN
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