



















英国ヴィンテージジュエリー 9ctゴールド ランニングラビット バーブローチ
英国ヴィンテージ、9金、ランニングラビットのバーブローチです。毛並や表情等、繊細に表現された、躍動感あるラビット。バー部分にフルホールマークが残っています。1952年、ロンドン。
針も9金、付け根部分に金の品位をあらわす「9・375」の刻印が有ります。ラビット本体には刻印が有りませんが、ホワイトゴールド、またはシルバー製と推察いたします。
ヴィクトリア朝~エドワード朝に、紳士のスポーツとして人気の有った、フォックスハンティング。狩猟の成功を祈ってキツネの形をしたジュエリーが流行しました。
ラビットハンティングはフォックスハンティングより小規模で行われ、若い貴族や女性たちの間で好まれていました。こちらも同モチーフのジュエリーを身に着けたそうです。
こちらは1952年のデート・レターですので、アンティークに倣ったジュエリーといえます。
針のコンディションはよく、全開しないタイプ、クラスプにきちんとおさまります。ラビットは立体的な形で、着けると衣服を大地にしてまさに走っているようです。バーに経年による黒ずみ等有りますが、全体的に素晴らしいコンディションの美しいブローチです。
大変つくりのよいランニングラビットのブローチ。9金のランニングラビットは、なかなか出合えない希少なジュエリーです。お出掛けの相棒として、ワンポイントにお使いいただければと思います。
■ランニングラビット
ウサギモチーフの中でもやや珍しい部類となり、単なる可愛らしさだけでなく、「自由・再生・生命力」など、時代や文化の中で深い意味を有してきました。
中世ヨーロッパでは、ウサギは多産や春の訪れの象徴とされており、キリスト教文化の中では「復活」「再生」「純粋さ」などの意味を持っていました。
ヴィクトリア朝では、狩猟モチーフ(フォックス、ホース、ハウンド)と並んで、ウサギも「追われる獲物」として登場。タイピンやピンブローチに採用されました。
アール・ヌーヴォー期(1890〜1910年)には、自然と動物を流麗に描く表現が人気を博しました。走るウサギは生命力の象徴として、自由やスピード、または季節の移り変わりを意味しました。
ウィリアム・モリスやその周辺のアーツ&クラフツ運動では、「逃げるウサギ」や「森を駆ける動物」がタペストリーや装飾に現れ、ジュエリーにも影響を与えています。
ブローチと当店発行の保証書をお付けしてお届け致します。
写真のボックスや小道具は含まれません。
経年によるくすみや変色も味わいと感じられる方に。
当方で、風合いを損なわない程度にメンテナンスをしております。
✽商品説明の下に動画をアップしておりますので、ご覧下さい。
※PayIDアプリからは見る事が出来ません。下記URLのWEBオンラインショップからご覧頂けましたらと思います。どうぞよろしくお願い致します。
https://www.bluetteantique.com/items/113896129
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■年代:1952年
■素材:9ctゴールド
針:9ctゴールド
■サイズ:約縦7.0mm×横44.7mm
■重量:3.3g
【ホールマーク】
■メーカーズ・マーク C&F
■ゴールド・マーク 9・375
■デート・レター 1952年
■アセイ・オフィス・マーク LONDON
【刻印】
■9・375(針の付け根)
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