



















アンティーク スターリングシルバー ツバメブローチ
こちらは、アンティーク、スターリングシルバー、ツバメのブローチです。
躍動感ある飛翔の形、丸みを帯びた頭回りには羽毛が描かれています。翼は立体的につくられており、ペーストの状態も良いです。留め具近くにシルバーの品位をあらわす「925」の刻印が有ります。
こちらのツバメは、レッドアイでは有りませんが、小さな穴により、つぶらな瞳が表現されています。よくよく見ると、ほのぼのとした顔立ちでとても愛らしいです。
ルーペで確認すると、ペーストに細かな欠けや擦れ等有ります。全体的に輝きが強く、雫のように艶やかで、キラキラと輝きます。
尾の近くの1つが取れやすくなっていたため、宝飾店へメンテナンスに出し、しっかりセットしています。針にやや緩みがありますが、Cクラスプに気持ちよくきちんと留まります。
■ツバメのモチーフ
アンティークのモチーフでよく目にするツバメ。シルバーや、ゴールド、ブローチやイヤリングなど、さまざまなものがあります。
富と忠誠心の象徴として古くから愛されて来たモチーフ。ツバメはつがいで仲睦まじく子育てし、必ず巣へ帰ることから、恋人への贈り物として流行しました。また、ヴィクトリアン後期の1888年、ロンドンで出版された『幸福な王子』(オスカー・ワイルド著=アイルランド出身)も、当時話題となり、「幸福を運んでくれる鳥」として、広く愛されたことも理由の一つといわれています。
■ペースト
宝石の代用品として17世紀後半に開発され、18世紀のイギリスやフランスで人気がありました。さまざまなガラスを指して「ペースト」と呼ぶこともありますが、特に鉛を加えて輝きを増したものを指すことが多いです。宝石よりも安価なペーストは、ジュエリーの大衆化が進んだヴィクトリア朝時代には広く用いられました。
ペーストガラスの輝きは温かみがあり、太陽光の下より、電球色のあかりの下、蝋燭の炎の近くでより美しく煌めきます。
小さいながらしっかりとシルバーの重さを感じる、存在感のあるツバメ。程よいサイズ感で様々に着けていただけます。
ブローチのみ。ペーパーボックスに入れてお送りいたします。
経年によるくすみや変色も味わいと感じられる方に。
当方で、風合いを損なわない程度にメンテナンスをしております。
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■年代:1900年代頃
■素材:シルバー925(スターリングシルバー)
ペースト
■サイズ:約縦2.1cm×横3.7cm
■重量:5.2g
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