イギリスより、アンティーク、9金、シードパール取り巻き、天然アメシストのレースピンブローチです。

こちらはヴィクトリアン定番のレースピンに、枠の装飾を後の時代にプラスしたデザイン。アメシストは存在感ある大粒で、クラシカルな爪に掲げられており、赤みを帯びた澄んだ紫、その周りをアンティークジュエリーによく見られる、ハーフカットのシードパールが取り巻いています。台は9金、背面にそれぞれ「9CT」の刻印が有ります。

シードパールはホワイト系が中心、天然素材として黒ずみや細かなヒビ等有ります。ルーペで確認すると、照り艶の消えかかっている所等も有ります。

中央のアメシストはごくほんのりとピンクも感じるパープル、アメシストに微細な欠け・擦れ等有。針を右にして正面右上あたりに肉眼で見える傷が有りますが、特に気になるというものではないと思います。
側面から見て爪の一部に途切れている所が有ります（最後の写真をご確認下さい）。
9金の台に経年による小傷・黒ずみ、擦れ等有ります。枠飾りは贅沢にゴールドを使い、クラシカルでリッチな雰囲気です。黒く見える所は映り込みです。全体的にはコンディションのよい綺麗な状態です。

針は全開しないタイプ、ロールロックに気持ちよく納まります。

裏から見るとゴールドの色合いに、時代の違いを感じる、物語の有るレースピン。綺麗に仕立てられた枠は、オーダーメイドだったのでしょう。大切な方のジュエリーを受け継がれたのかもしれません。後の時代の枠もロープツイストの縁飾り等、職人技を堪能できます。

タイピンのように使ったり、スカーフやストールに着けても素敵です。人とは違う、個性的なブローチをお探しの方におすすめです。

■アメシスト
ギリシャ神話に登場する、月の女神アルテミスに仕える少女の名前。
酒神バッカスの戯れから救うため、月の女神は少女を透明な石にかえました。
酔いが醒めたバッカスは、過ちを悔い、石に変わった少女に大事な葡萄酒を注ぎました。
するとたちまち透明な石は、紫色に色づいたと言われています。
アメシストは心の平穏をもたらし、苦痛や心配事、怒りなどを緩和、災いから身を守ってくれる霊的な石といわれています。古くから宗教者も好んで身につけました。
２月の誕生石。お守り代わりにもなる、アンティークジュエリーです。

*安心してお買い物していただくために*
当店では、天然石のジュエリーは、国内到着後に手元で検品確認後、鑑別機関へ出しWチェックをし、ソーティングメモをお付けしています。

ブローチと鑑別機関のソーティングメモ、当店発行の保証書をお付けしてお届け致します。
写真のボックスや小道具は含まれません。
経年によるくすみや変色も味わいと感じられる方に。
当方で、風合いを損なわない程度にメンテナンスをしております。

✽商品説明の下に動画をアップしておりますので、ご覧下さい。
※PayIDアプリからは見る事が出来ません。WEBのオンラインショップからご覧頂けましたらと思います。どうぞよろしくお願い致します。

----------------------------------------------------
■年代:1880年代頃（中のレースピン）枠は1930～40年代頃
■素材:9ctゴールド
　　　 天然アメシスト（紫水晶）（紫色、6.8g）
　　　 真珠（パール）
■サイズ:約縦25.5mm×横31.1mm
■重量:6.8g

【刻印】
■9CT
----------------------------------------------------